THE REALITY〜not realistic〜
お友達に誘われたので行ってきたよ!
誘われればなんでも行くから行ってきちゃったよ!
めちゃくちゃネタバレなので、いないとは思うけどまだ見てなくてこれから見に行くよ〜って人は見ないほうがいいです。
劇団30-DELUXさんの15周年記念企画のひとつとかで、なんでも次代を担う若者を中心にうんにゃらかんにゃらみたいなことを仰ってました。
まあそんなことはどうでもよくて(いいの?)、すごく楽しかったよ!
あらすじとか一切なかったからどんな話かなあと思っていたので、なんというか……何も知らないまま見たほうが絶対いいと思います。
話としては作家の主人公が新作?のアイディアを出しながらああでもないこうでもないと悩んでいて、その内容を実際に映像で見てるっていう感じ。そんな体で短いお話がいくつもくっついてるような構成でした。
ひとつひとつのお話が面白くて、時には強いメッセージ性も込められていて。
それから殺陣がすごい。これほんとすごい。あとダンスもすごい。前説でこの狭い舞台で行われるとは思えないくらい迫力があります〜みたいなことを言っていたけれど本当にすごかったです。前説のときは舞台がめちゃくちゃ狭く見えたけど、なんか本当に殺陣のシーンはそんなの感じさせないくらいすごかった。若手を中心に組まれているので、気迫とかいろいろとすごかった。フレッシュ!
後から思い返すと最初の勇者FUMINORIの話がすごかったなあ。初っ端とは思えない重さだった。悪がいるから秩序が保たれていて、魔王がいるから人間はみんな手を取り合って平和に暮らしているんだって。思わずおお……となった。ていうか全編通して小林さんの演技が光ってる。好き………。(?)
めちゃくちゃどうでもいい話なんですけど、謎解きカフェのやつ、途中からもうタネ?ネタ?が分かってしまって早く〜!!早く〜〜!!ってなってた。ガリレオ見てたおかげだね!(?)
そして本当にただの独り言なんだけど、私ってなんだかストプレがあまり得意ではなくて。なんでなんだろ〜って思うんだけれど、多分それは演者の方が喉心配になるくらい声を張り上げるからなんだな、と思って。
当たり前のことだけど、ストプレって、本当に演技をしなくちゃいけないから。分かりづらくてアレなんだけども、ミュージカルだと感情が高ぶったら歌うし、大勢で話しているときも大きな声で割り込まなくても自然と歌で入っていける。ストプレのほうがよりリアルなんだろうけど、ミュージカルに慣れちゃうとうわ〜ってなるんだよなあ。それが面白いなって思いました。(?)
ちなみに会場は想像に違わず狭くて、2列目までは椅子が低くて、お尻が死にそうでした。生執事の時のTDCで鍛えられた私のお尻でもちょっとダメでした。やばかったあ〜!!!AiiAで鍛えないとダメかなあ!?(やめな)
でも小劇場楽しい!熱量が本当にそのまま伝わってくる。今回は特にマイクもあまり使ってなくて、ほぼ生声。そしてつばが飛んでくるくらい近い。リアルに、そこで生きてて、演技をしてるなあって思いました。
リアルなようで嘘の話。それでも確かにそこに生きていたよ、すごかった!DVD買おうと思います!
おしまい。