劇場心中

日記を書いたり心情吐いたり

私の愛は、ただあなただけのもの

そんな感じのキャッチコピーがついていた、ミュージカル「マリー・アントワネット」についての雑記、その他諸々。

最初にこのキャッチコピーを見たとき、なんかよくわかんないけどそんな感じの愛憎物語なんかなーとぼんやり考えていた。MAのこと全然知らなかったから。
でも思うにこのキャッチコピーはあれかな、フェルセン目線のものなのかな、と思いました。最後までアントワネット様を救うことばかり考えてた。
愛について考えると、アントワネット様が恋に溺れていたのが、(物語の中では)次第に家族や友達などに愛情が注がれていき、処刑される前にはフランスの将来を憂いて必死に訴えていて、だから結局「あなだだけのもの」というよりアントワネット様の愛がいろんなものに向けられたりなんやかんやしていったりする話だったんじゃないかな、と思いました。始まる前は不安だったけど、なんやかんや毎公演泣いてた。史実でもランバル婦人よりポリニャック婦人のが気に入られていたって書いてあったけど、それでも王家一家のそばにいてくれたランバル婦人が惨殺されたり、ルイが処刑されてぼろぼろなのに息子と引き離されたり、終盤はほんとに涙無しでは見られなくて、毎回ギロチンの歯が落ちる瞬間に鼻をかんでいました。(世界一いらない情報)
そしてフェルセン様は本当にかっこよかった!
かっこいいんですよ、全体的に。マリーのことを思って、守るために忠告するけどマリーに届かなくて、やっとマリーがそれに気づいて、私は今更かい!と突っ込みたくなってしまうのですが、フェルセン様はそのお手紙を読んで「貴女を守ろう」って歌うの、本当に好き好きポイント。あとマリア様の日でマリーたちが民衆に糾弾されて捌けていくとき、オルレアン公を睨んでるフェルセン様がほんとにかっこいい。最初の頃はちょっとあっさりしてたのにだんだん敵意が強くなっていって、それに飄々と応えるオルレアン公も、っあ〜〜〜!!!!!かっこいい!!!!!!!!!後半につれてフェルセン様があんまりかっこよくなくなっていくのが最高。最後にマリーを脱出させますって言って「子どもたちも?」と聞かれたとき、東京楽で「おこっ、お子様方も……」ってどもってるの、最高に余裕なくて最高だった。
マリーもマルグリットもどっちもダブルキャストが最高で楽しかったです。なんかどの演目にもちょっと眠くなってしまうシーンがあるのですがMAは本当に皆さん歌がうまいし目が離せなくてほんとに楽しかった!!お花様はもちろん、笹本さんも本当に最高で、また好きになってしまった……インスタ眺めながらはあ〜この顔になりたいな〜って思うのが日課です。

映像化すんのも楽しみ〜〜!でももうちょっと見たいので諸々検討中です。

推しって本当にお顔がかっこよくて美しくて好きなんだけど、最近推しよりも顔が好きかもしれない人と出会って大変なことになっております。まあアイドルなんだけど。
でも好きのベクトルが違うからさ、結局みんなみんな大好き〜!ってなるんだよな、ちょっと苦しかったりもしたけどマリーもいろいろなものに愛情を注いで成長していくわけなので、悪いことじゃない!と自分に言い聞かせます。推しは顔だけじゃなくて、性格とか話し方とか歌い方とか、努力家なとことか、全部全部好きだからトータルでフツーに好きなんですけど!!!!
という雑記。アイドルにハマってから謎に現場回したりして、しんどい。
おしまい。